実家の犬(女)は,たまに訪れる掛かり付けの(というのかしら)保険屋の
おじさんのことが大好きだということを,6年ぶりくらいに思い出した.
おじさんが来ると,ちぎれるくらいに尻尾と愛想を振って迎える.
ちなみに,そのおじさんも彼女のことがかなり気に入っているらしく,相思相愛.


保険屋さんにとってみれば,得意先の犬に気に入られるってことは,営業面でも
得していると思う.
飼い主だって,自分ちの犬が人から気に入られることに対して悪い気なんて
しないし,保険屋だって,とりあえず犬と無邪気に触れ合う様子を見せて飼い主の
心をぐっと掴んじゃえば,その後,来訪の目的である新しいプランの提案だって
しやすくなるってもんだ.


ひょっとしたら彼女は利用されているのではないか!?
が,実家であたしの分の自動二輪保険に加入して頂き,保険料まで払って頂いて
いるので,母親に大きな口は出せない.
でも,ウブな彼女の恋心を利用するようなことだけはやめてほしい.