今回の対イラク戦争に関し、実際1日の半分くらいは考えるんだけど、自分の中の
考えが全然まとまらない。まあ別にまとめる必要がある訳でもないんだけど、
自分の中にもやもやが溜まって気持ち悪い。
(さては「もやもや病」か!?)


思うのは、今回の裏側というか背景を一つの方向からしか見ないまま、やみくもに
戦争反対を唱える人があまりに多いように感じる。
そりゃもちろん大量の人が次々と死んで行くのはあたしだって当然!嫌だ。


でも例えばもし自分がブッシュを憎むイラク民だったら、フセインを憎むイラク
だったら、国を憂うアメリカ兵士だったら、石油が欲しい大資本家だったら、そして
もし日本が他国に襲われた時にアメリカから日本支持の申し出があったなら・・・と
まあ、仮の話ばっかりしててもしょうがないけど、あたしら日本人には解り得ない
色んな立場があるはず。
そういった疑問を考えて、消化した上で戦争反対・もしくは賛成を唱えるのなら、
その人達には是非その答えに行き着いた過程を伺いたいものです。
あたしは答えは一つじゃないと思ってるけど、その答えに辿り着いたんならば、
この優柔不断なあたしにちょっと教えを説いてよ、と。


なまぬるい平和の中、安易な気持ちで「戦争反対」を唱えるのはた易く、そして
とても残酷なことだと思う。


あと、イラクに行ってもないあたしのような人間が言うのも大変おこがましいが、
ひとつ思うのは「人間の盾」は盾なんかになっていない、絶対に。