>>Hello Asia - CAMBODIA 4

pampi2004-12-11

アンコールワットの朝日を詣でた。
その後アンコールトムとその周辺の遺跡群を見に行く。
何かこういっちゃなんだけど、ラピュタとかドラクエの世界に迷い込んでしまったみたいな
感覚。
もちろん、それらが遺跡のテイストを真似た部分ってのは大きいと思うけど、変な感じ。


夜は、この日に同じ宿にやってきたヒロシ君と、私より1日前から宿にいる、本当に本名がヒロシ君という
名前の男子(紛らわしいのでヒロシ2)と、静岡からやって来たという女子まるちゃんの4人で、
噂に聞いていた北朝鮮レストランなる場所の話で盛り上がる。
カンボジアには北朝鮮のレストランが数多くある。冷麺が絶品らしい。
しかも食事中には喜び組さながらの美女軍団によるショーが催され、それは見ものなんだとか。


てことで、喜ばされたい!行ってみよう!となり、30分ほど歩いてレストランに着いた。
・・は良いが、なんと大繁盛していて満席だと!
確かに、すでに数台の団体バスが駐車してあって、全然入る隙なさそう。
入り口の受付嬢に、いくらでも待つから、と言ってはみたが、断られた。
ていうか、我々の格好が貧乏くさ過ぎて入店拒否されたのかも。くっ、、負けた。
首を伸ばして外から覗いてみたが、何やら若い女性が躍りながら歌っている。
めっちゃ笑顔・・・。客も存分に喜ばされてる・・・。
中の様子に釘付けでどうしても諦め切れない私たちを、早く帰れよとばかりに見つめる、
呆れ顔の北朝鮮受付嬢の視線に負け、喜ばされ体験は幻と消えました。


喜べなかったショックを隠しきれないまま、中心街にある小洒落たオープンレストランへ向かう。
ここは、一昨日会った北九州のSAMURAIイギリス人がお勧めしていた「レッドピアノ」という店。
赤いピアノといえば、私の中では「天と地と」を演奏する小室哲哉なのですが。
外国人観光客でかなり繁盛している。カンボジアって感じがしないねーとか言いながら、
喰い・呑み・話した。


ヒロシ2君は、カンボジアに来る前はタイにいたらしい。
マレー半島の東側にパンガンという小さな島があって、そこで月に一回、満月の夜に催される有名な
「フルムーンパーティー」に行って来たという。
欧米人や、もちろん日本人を含むアジア人など、とにかく色んな人種が来ていて、一応名目は
レイブということなんだけど、まあそこは推して知るべしの内容です。
無法地帯。彼も散々非現実な光景を目にし、体験をして来たらしい。
しかもこれが、彼の初・海外旅行。初・一人旅だというからすごいなあ。
私なんて、、、。